しかしそれは大きな間違いで病院にいくことも含めたケアをしっかりと行わないと跡が根治せず後々後悔するということになってしまいます。
皮膚科で行われているニキビケアには様々な物がありますが、一番初歩的なものは軟膏を使用した対処療法が挙げられます。
それじゃあ家で薬をつけるのと何も違わないと思われるでしょうが、皮膚科で処方される薬は市販のニキビ用軟膏よりも強力で中々治らない大きなニキビなども皮膚科処方の軟膏を使用すればすぐ完治といった事も多々あります。
これと合わせてそもそもニキビが出てこないようにするために、内服薬としてビタミン剤などが処方される事が多くこの二つを合わせてケアしていくというのが皮膚科治療の基本形となります。
これらの治療で効果がなかったり、そもそもあまりにもニキビが酷いような場合はケミカルピーリングという方法があります。
これは薬剤を使用して皮膚を溶かすという治療法で、聞いただけでは恐ろしい治療法のようにきこえます。しかし、その効果は大きいもので出来ているにきびはもちろんの事赤いニキビ跡にも効果絶大で、余談ですがシミなど他の皮膚の問題にも効果があります。
ただケミカルピーリングは前述の通り皮膚を溶かすということを行うので元々皮膚が薄かったり、他にもアトピーなど持病がある人はケミカルピーリングを受けると問題が起こることが多く、基本的に受けることを推奨されていません。
また特に問題ない肌質で治療を受けた人も術後からしばらくの間は、日焼け止めなどを使用して紫外線から肌を守る注意を行わないとニキビは治ったが今度はシミが出来たなどということにもなりかねないので注意が必要です。
これでも効果がない場合などは最終手段としてレーザー治療が用いられます。
ニキビ跡のクレーターなどの治療として注目される事が多いですが酷い状態のニキビにも有効な治療法なので、どうしてもという際には皮膚科にレーザー治療を行って欲しいと言う旨を相談するのがよいと思われます。
明らかに酷い状態のニキビや、長年ニキビが治らない方は皮膚科での治療がおすすめです。